国立公文書館 企画展「書物を愛する人々」(6) 書物を守る②

公文書館・図書館
01 /11 2017
書物を守る②のケースから

義門読書記 307-0191
 清の学者・蔵書家である何焯(1661-1722)が、儒学の経典・歴史書・詩文集など、様々な書物に登場する文字の異動を記したものです。題名の「義門」は何焯の雅号です。
 資科は、江戸時代の儒学者・柴野栗山(1736-1807)の旧蔵書です。この資料の特徴は、書物を包む「帙」にあります。栗山は、「帙」の内側に手を加え、「たばこの葉」を入れることで、 虫の被害から大切な書物と守ろうとしたのです。


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三国志詳節 別041-0001
 後漢時代(25-220)末期の争乱から、265年の晋(265-420)による統一までの出来事を記した歴史書です。
 資料は、南宋時代(1127- 1279)末期から元時代(1279- 1367)初 期の間に刊行されたものです。全2 冊で、虫の被害から書物を守るため、 小さな木箱に収められています。


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東萊先生標註三国志詳節 巻12-20 1ページ(箱なし)
東萊先生標註三国志詳節 巻1-11 12ページ



おまけ。国立公文書館の近くの竹橋の近くで咲いていたイトラン(ユッカ)
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